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漁業資源を活用したアーカイブ型コンテンツ制作およびコンテンツの観光化に向けた戦略策定・効果検証・PR業務

事例2021.09.28

本件は、これまでにない新しい形態で市場の仕組みや答志島の漁村文化等をコンテンツ化するため、ステークホルダーである地元の漁協組合、漁師の方々、その他の地元事業者の方と株式会社オズ様のお考えをすり合わせ、共通の目的やゴール等の理解を持つことが必須であった。限られた時間と、コロナで対面の合意形成の場(ワークショップ等)が無い中、オンラインワークショップを開催し、関係者全員と合意形成を行い、コンテンツの方向性を導いた。また、修学旅行の事前学習コンテンツとして答志島の漁師と市場に関する動画を作成する予定だったが、コロナで本番撮影ができない中、妥協のないモノづくりの姿勢を貫き、無事納品を可能にした。

1.事業概要

クライアント名
有限会社 オズ (https://www.oz-group.jp/aboutus.html)

観光庁公募事業名
「誘客多角化等のための魅力的な滞在コンテンツ造成」実証事業

事業名
漁業資源を活用したアーカイブ型コンテンツ制作およびコンテンツの観光化に向けた戦略策定・効果検証・PR業務

概要
鳥羽市では、行政・漁協・観光協会の3者協定のもと「漁観連携(漁業と観光の連携)」を進めており、クライアントである「有限会社オズ様」はその現場で中心的な役割を果たしてきた。本事業では、オズ様のリーダシップの元、リアルとバーチャル、事前・事後コンテンツなど、教育旅行の新たな形態を模索しつつ、同コンテンツの一般の旅行者向けへの展開、さらに、宿泊事業者や漁業協同組合直販部の通販の可能性を探った。また、継続して危惧される新型コロナウィルス感染拡大によるリアルな旅行のキャンセルの代替案として活用する案も含めて検討した。






2.実施事項・ステップ






3.実績・成果

ランドリームでは、以下の成果を導き出すため、入札、戦略作り、磨き上げサポートを実施しました。

本事業の定性的成果
リアルとオンラインを融合させたことで、魅力の伝え方の幅が広がり、今回の3つのコンテンツの中で、リアルの形は「現地ツアー参加」と「お取り寄せ商品」、オンラインの技術は「アーカイブ動画活用」と「ライブ配信」の使い分けにより、漁業・観光業ともに付加価値向上が可能となった。

本事業の定量的成果
■KGI(目標)
-バーチャルとリアルを融合させたコンテンツ造成し、販売に向け、来年度新規修学旅行5団体の誘客を目指す。
-ECコンテンツでは50%以上のモニターが現地に行きたいとの回答獲得。
■KGI(結果)
-【達成】次年度の新規学校へのPR開始。
-次年度新規校予約7校獲得 (R3.3.1現在)、プログラム未定。
-ECエコツアーのモニター参加者は100%が現地に期待と回答

■KPI(目標)
-専門家等による磨き上げコンテンツ数:3コンテンツ
-販売できる形の商品:3商品
■KPI(結果)
-【達成】専門家の意見によるコンテンツ3を造成し、販売体制完了した。PRと営業予約受付も開始、次年度の予約を獲得もしている。





4.事業主及び担当者からのコメント

有限会社 オズ 代表取締役 江﨑貴久さま
-伊勢志摩のエコツーリズムDMCとして活動する中、これまで様々な事業に自社で取り組んでまいりました。その中でいくつかのコンサルティング会社が入っていただくこともありましたが期待する役割を明確に果たしていただいたことがなく、ここ数年はコンサルティング会社を活用していませんでした。その問題点は、課題解決にはオリジナリティが必要であるためコンサルティングには多面的かつ多様な視点と情報を求めていますが、コンサルティング会社自身ですべてを対応しようとするため、情報不足と説得力の無いアイディアが提案されることにありました。特に、地域の案件は課題から利潤に至るまで、都市部のBtoBとは全く様相が違います。ランドリーム様の素晴らしい点は、まず、客観性に加え、私ども新規事業者とのお付き合いを、「既存分野の新規顧客」という視点ではなく、「新規顧客と取り組む新分野」として取り組んでくださる姿勢でした。さらに、冷静な分析力だけでなく、私どもや地域への共感力が素晴らしく、結果、プロジェクトだけではなく、コアの問題解決にもアプローチすることにつながりました。また、これまでの多方面にわたる実績から、リサーチ力と情報整理力、分析力にセンスを感じることが多く、これはスタッフの皆さんおひとりおひとりの個性が生かされているチームであることも、私たちにとって好奇心と視野を広げる要因であったと思います。地域観光の先端分野を切り開く私たちにとって必要なパートナーは、マニュアル化されたコンサルティングではなく、ブルーオーシャンを常にともに歩むランドリーム様だと確信しております。今後とも長いお付き合いをしていきたいと思います。(2021.5.19)

赤田清美さま
-私は、本事業を途中から担当させていただくことになりました。今回新たな取り組みとなるコンテンツ造成等進める中で、戦略策定の初期段階から多岐にわたる分野でランドリーム様より手厚いフォローをしていただきました。また、地域外の客観的な目線で、親身になって多くのアドバイスをいただき、本事業を無事遂行することができました。